第6回日独PIUS会議

Düsseldorf

PIUS=生品および生産プロセスに統合された環境保全

1. 概要

開催日時 :

2006 年 10 月 23 日 13:00 ~ 18:30 (終了後レセプション)

開催地 :

デュッセルドルフ市

会議のテーマ :

「マテリアルフロー・マネジメントとその改善」および「エコデザイン」

対象 :

主に、日独の電子・電気関連産業

言語 :

日独同時通訳

共催 :

ノルトライン・ヴェストファーレン・効率化エージェンシー ( EFA ) 、 ECOS 、ドイツ連邦環境庁( UBA )デュッセルドルフ商工会議所、日本貿易振興機構( JETRO )日本クリーナプロダクション研究会( JACP )日本能率協会( JMA )


2. 開催の背景

1991 年のリオ地球サミットを契機に、持続可能な開発に向けた取り組みが世界各国で要請されるようになりました。今日直面する環境問題は、グローバルな対策に よってのみ解決が可能です。そのため、産業先進国である日本とドイツが共に統合型環境保全を目指し、相互の経験から学び合い連携してゆくことは、持続可能 な開発に対応した環境問題の解決に有益であるといえるでしょう。

このような背景から、 1991 年 9 月にベルリンにおいて第 1 回日独 PIUS 会議が開催され、生産活動に統合された環境保全についての日本とドイツの取り組み事例が紹介されました。その後は、第 2 回の PIUS 会議が大阪( 2002 年)、第 3 回目がデュッセルドルフ( 2003 年)、第 4 回目が北九州市( 2004 年)、第 5 回目が名古屋( 2005 年)にて開催され、毎回日独の事例紹介を始め「 PIUS 」や「クリーナプロダクション」、「ゼロエミッション」のキーワードのもとに協議が進められてきました。

3. 第 6 回日独 PIUS 会議

過去5回にわたる日独 PIUS 会議の成功を基に、今後も日本とドイツの企業および研究機関の交流を継続してゆくことの重要性を見極め、「マテリアルフロー・マネジメントとその改善」お よび「エコデザイン」をテーマに、 第 6 回独日 PIUS 会議が 2006 年 10 月 23 日にデュッセルドルフで開催されることになりました。ちなみに、 10 月 24 日からは環境技術見本市エントゾルガ・エンテコ( Entsorga-Enteco )が開幕されます。

対象分野は、主に日独の電子・電気関連産業で、数多くの企業や研究機関のエキスパートの方々に奮ってご参加いただければと願っております。

当会議では、 資源利用の効率化やマテリアル・エネルギーフローの改善、エコデザインの導入などによって、企業におけるコストの削減が達成できる環境対策やマネジメントについて各講演が行われます。

中でも、 WEEE (廃電気・電子機器リサイクル指令)および RoHS (廃電気・電子機器に含まれる特定有害物質使用規制指令)に関する企業への影響と対策がトピックとして位置付けられています。

会議は半日で、日独同時通訳で行われます。参加者は、約 100 人を予定しています。